模型展示室

GX-9900 ガンダムX

HGAW 1/144 ガンダムエックスを素組したもの。

加工箇所

スジ彫り
目地消し
リフレクター根元の肉抜きと、旧キットのソード柄をヒートペンで肉盛り
リフレクター表面の凹凸を削り落とし

使用塗料、素材

本体白色:ピュアホワイト(ガ)に蛍光ブルー(ガ)、パール(ク)、ブルーパール(ク)、蛍光ホワイトパウダーを混合
本体青色:ガンダムカラー ブルー13
本体黄色:ガンダムカラー イエロー1
本体赤色:ガンダムカラー レッド1
エネルギーコンダクター:メッキシルバーNEXTの上にGXディープクリアブルー
関節、武器等灰色:ガンダムカラー グレー1
武器黒色:GX ウイノーブラック(ク)
ブレストバルカン:ファレホ オイリースチール
装甲裏面:ファレホ ネグロブラック
スミ入れ:タミヤ エナメル系 ジャーマングレイ、つや消しブラック
トップコート (全体):EX-フラットクリアー(ガ)と蛍光クリアー(ガ)の混合
トップコート (黄色パーツのみ):EX-クリアー(ガ)で光沢仕上げ
リフレクター:ミラーフィニッシュを水貼り
胸部インテーク、キャノン側面 黒色箇所:カーボンフィニッシュ20 細目
頭部センサー、胸部:ミラーフィニッシュの上にホログラムフィニッシュを貼付、タミヤのエナメル系 クリヤーグリーンで塗装
武器センサー:ミラーフィニッシュの上にタミヤのエナメル系 クリヤーグリーン
全身マーキング:HiQパーツ NCデカール 1/144 (ブルー、オレンジ)をマークセッターで貼付 (50枚使用)
トップコートとマークセッターにより、デカールの余白が目立たないよう仕上げ。

編集後記

2013年11月に完成。
by Viola


ガンダムX

1/144 プラモデル シリーズ

テレビアニメ放送当時、1/144スケールではガンダム系10機種と、LMでジーファルコン、ジェニス、ドートレス等が発売された。
アシュタロンハーミットクラブが未発売。

プラモデル等

バンダイプラモデルカタログ1997より

1/100 HGシリーズではX、X D.V.、レオパルド、エアマスター、ヴァサーゴ、DX、ジーファルコンDX、レオパルドD、エアマスターBの9種が発売された。
各所に凹モールドが施されている。
クリアーパーツやメッキパーツも使用される。
1/144にはないオプション武器が付属する。

2010年からは1/144 HGAWブランドでもリリース。
ガンダムは商品化のたびに新しくデザインされるが、エックスも例に漏れず、ディテールやプロポーションに変更がされている。
Xの場合、大きな違いは、腹のスリット削除、襟のエネルギーコンダクター等。
2014年には1/100 MGシリーズでGXがリリースされた。

主な完成品玩具はGFFやROBOT魂など。
GFFはカトキハジメ氏がデザインをリファイン、プロデュースしたシリーズ。
GFFではGXのみ登場(2007年発売)。
エックスはX、X D.V.、GXビットのコンパチ仕様。
バズーカ付属、ビームソード2本付属、ソード刃にクリアーパーツ使用、サテライトキャノン砲身の伸縮可能、シールドライフルはマズルの伸縮ができないものの、グリップとセンサーをたため、盾パーツも付け替えなしでシールドモードにできる。
D.V.用バックパックのスラスターは開閉可能、ディバイダーも差し替えなしで展開できるなど、旧1/144プラモになかったギミックが盛り込まれている。
組済・塗装済の完成品だが、商品の塗装精度は悪く、部品も歪んでおり、組立精度も悪い。関節も緩め。関節部品が脆い。
リフレクターは表面に付けるクリアーパーツの厚みを考慮し忘れたのか、ピッタリ閉じられず、サテライトシステム収納時には半開きになる。
エネルギーコンダクターは本体と同じ青色で塗装される。
GXビットを手軽に入手できるのが魅力の一品。
ROBOT魂では、DX、Gファルコン、ヴァサーゴCB等が発売されている。
他に、Xの操縦桿である「Gコントローラー」も玩具として発売された。

SDガンダム系の組立式玩具として、「メダルマスター」でDXとエアマスターBがラインナップ(各500円)。
DXは本体成型色が白版と黒版の2種が発売された。
キャンペーン用の限定品として、DXとエアマスターBの金メッキセットもある。

Xコレクション

200円 ブラインドボックス仕様でリリースされたSDガンダム プラキット。
X、X D.V.、エアマスター、レオパルド、ヴァサーゴ、アシュタロン、ドートレス、ジェニスがラインナップ。
プラパーツ成型色にはフルカラーメッキ、ゴールドメッキ、シルバーメッキ、ガンメタ、ホワイト、ラメ入りクリアブルー、グレー、クリアメロングリーン、チョコブラウン他、カラーバリエーションが存在する。

SDガンダムGジェネレーション シリーズ

SDガンダムGジェネレーション プラモデルシリーズではガンダム系4種がリリースされた(各400円)。
先に出たXはGジェネ0のロゴで、後発の3機はGジェネFのロゴが使われている。
400円と入手しやすい安価なシリーズだが、造形が悪く、500円級でマトモなのが欲しいと思える出来映え。
エックスはソードのためだけにクリアーパーツが付くが、グリップの形状は再現されていない。
本体もリフレクターもコレジャナイ感が漂うキット。
ゲームではGX達がGファルコンと合体したタイプも使用できる。
ガンダムコレクションでリリースされたGファルコン装備の3機。

ガンダムコンバット

ガンダムX、GXビット、ガンダムDX
ガンダムDX (飛行型、海中型、森林迷彩型、砂漠迷彩型)
ガンダムX (D.V.飛行型、海中型、通常版、D.V.砂漠迷彩型)
エアマスター (通常版、海中型、バースト)、ヴァサーゴ改
レオパルド (通常版、飛行型、デストロイ)、アシュタロン改
1996,1997年に展開されていたカードダス。
瞳なし、長めの脚、オリジナルの武装やバリエーションなど、独特のデザインで展開されたカードゲーム。
シリーズは全2弾で、サポートカードのGXビットとMSカードのジェミナス01がコミックボンボンに付属。

ガシャポン

1996,97年、アニメに登場したガンダムタイプがSDRシリーズにてリリース。
X、X D.V.、レオパルド、エアマスター、ヴァサーゴ、アシュタロン、DX、DX(キャノン展開)、DX(Gファルコン装備)、レオパルドD、エアマスターB、ヴァサーゴCBの12種、アシュタロンHC以外が立体化された。
他にG.O.V. (ガシャポン・オリジナル・バリエーション)としてXの空戦仕様が登場する。
後年、フルカラーシリーズでも何種か登場し、最近では、ガシャポン戦士NEXTで主役機のX、DX以外にベルティゴも立体化された。

G.O.V.ガンダムX空戦強化型

SDR0020に登場。
ガンダムコンバットとは異なる空戦仕様のデザイン。
サテライトキャノンの替わりに高出力ブースターパックを装備。
ショルダーカウル1体型三連メガスラスターにより、エアマスターバースト並の機動力を発揮する。
頭部のアンテナにはスピードを調節するフラップが付いている。
武器はビームマシンガン付きのミサイルスピア。先端のヒートスピアをミサイルにして発射できる。

マンガではRガンダムを追い詰めるも、余所見をして飛んでいたため、山に激突して自滅した。

SDガンダム

瞳有りのSDガンダムイラスト。
イラストはガシャポン、シールダス等その他商品にも使われている。

SDガンダム聖伝 シリーズ

剣士エックス
闘士エックス
魔術師エックス
騎士エックス & 守護竜ジーファルコン
勇者エックス
召喚士エックス
啓示騎士ガンダムエックス


剣士エックス

新SDガンダム外伝 鎧闘神戦記の次に出た新シリーズ。
カードのデザインも外伝から一新された。
物語は第4章まであるが、カードは2章、ガシャポンは3章で打切りとなった。
章ごとに剣士→闘士→魔術師と転職していき、騎士の称号を目指していくエックス。
最終章では騎士となり、ジーファルコンの力で勇者エックスとなる。
ガシャポンでは勇者エックスがSDRで立体化されたが、騎士エックスは未だにない。
召喚士エックスはアルティメットバトルで新しく設定されたもの。

啓示騎士ガンダムエックスは鎧闘神戦記に登場。
未来から来たスペリオルドラゴンのお使い。
長らく謎キャラだったが、2010年に販売された鎧闘神戦記コンプリートボックスで、騎士エックスと同一キャラだと説明された。
ガシャポンでも立体化されている。
ガシャポンの第3章 魔術師への道
魔術師エックスは魔法で火・氷・雷のビットエックスを扱う。
カードダス アルティメットバトルでエックス、エアマスター、レオパルドとベルガ達との戦闘シーンが描かれた。

超SD戦国伝・三国伝 シリーズ

新凰頑駄無
超SD戦国伝 武神輝羅鋼編に登場
物語終盤に仲間になる。
三国伝
曹丕ガンダム(X)は曹操ガンダム(DX)の息子という配役

豪剣頑駄無は超SD戦国伝 刕覇大将軍編に登場
ダブルエックスをモデルにした半鉄機武者(サイボーグみたいなの)で、リアル頭身の豪鉄剣臣形態に変形できる。
主人公を鍛える師匠役。
GX,DX以外にガンダムX世界の機体をモデルにしたキャラクターが、刕覇大将軍編、天星七人衆編、武者烈伝、三国伝等に多数登場する。
武者○伝に出た爆王頑駄無のデザインは、いくつかのモチーフが合成されており、その中にはDXの要素も見られる。

Gチェンジャー

ライズXXガンダム & キャプテンガンダムX

カードダス SDガンダム アルティメットバトル3にて描かれた、Gチェンジャー世界のガンダム。
コマンドガンダムはDX風、キャプテンガンダムはGX風のデザインとなっている。
どちらも変形が可能。

マンガ

アニメ放送当時、ストーリー等に差異はあるが、コミックボンボンで本編のマンガが連載された。
最終戦ではカリスがベルティゴに代わり、ラスヴェートβというマンガオリジナルの機体に搭乗する。
本編連載後、本編より15年程前になる第7次宇宙戦争、ジャミルを主人公とした外伝「ニュータイプ戦士 ジャミル・ニート」が描かれた。
サテライトシステムの替わりにスラスターユニットを装備したGXや、Gファルコン・デルタといった機体も登場する。

コミックボンボンでは「プラモウォーズ」にも登場。
GガンダムやWガンダムには主人公の改造機があったが、Xにはない。
主人公の友人である浩一が無改造のガンダムエックスを一度だけ使用した。主人公登場までの前座で、敵に倒される。駆け付けた主人公はBB戦士組換機の天牙頑駄無で参戦。鎧や武器が外れた天牙(獣破頑駄無軽装タイプ)は、倒されたエックスのバックパックを装備し、サテライトキャノンを放った。
他に敵役として、200円キットのXコレクションをベースに改造したガンダム三魔団(エックス、レオパルド、エアマスター)が登場する。

2004年から2006年には、ガンダムエースにて、A.W.0024年を舞台にした「機動新世紀ガンダムX~UNDER THE MOONLIGHT~」が連載された。
主役機はGX-9900 ガンダムX。
劇中ではアニメと異なる装備や配色、改造が施される。
ガンダムベルフェゴールも登場。
マンガではないが、コミックボンボンにて、エアマスター、レオパルド、ヴァサーゴ達の、アニメとは違った強化プランのイラストが描かれている。
後に、これらはカードゲーム「ガンダムウォー」にも登場した。

ゲームでの活躍

ガンダムXが登場する作品もいろいろあるが、中でもPS2のA.C.E.3 (Another Century's Episode 3 THE FINAL)で出番が多いように思う。
操作可能機体はX、X D.V.、エアマスター、レオパルド、DX、GファルコンDX、ヴァサーゴ、アシュタロン、ヴァサーゴCB、アシュタロンHCと充実。
OPムービーでは敵役にドートレスの出番も多め。
レオパルドDとエアマスターBは登場しないが、アクションゲームでこれだけの機種を使えるのは嬉しい。

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upload 2014 08 20
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