玩具紹介


戦う男 ウォーウォータンクス!

2000年頃にTOMYが展開していたSD戦車玩具
WAR✕2 TANKS!


ゼンマイ仕掛けでキャタピラ走行可能、主砲からはBB弾を発射可能なオモチャ。
当時はコミックボンボンでマンガも連載された。
マンガ家はSDガンダム武者○伝シリーズや武者番長編を描かれた"一式まさと"氏。
マンガでは玩具広告の公式キャラとは異なるタイプのキャラクターたちが活躍、主人公たちは"ブッタンク"と呼ばれるミニタンクに乗って街中を駆け巡る作品。
玩具はトミーから通常のゼンマイタイプが4機種各2色(¥680)、RCタイプが1機種2色(¥3980)、強化パーツ(¥300)が発売。
ゼンマイ式の初期2機種2色は、アオシマから強化パーツ付属で未完成の組立て式版(¥680)が発売された。
(価格は税抜き)
ラインナップは前半に
⚫ 74式戦車(ダークグリーン、迷彩)
⚫ タイガーⅠ(ダークブルー、デザート)
後半に
⚫ ゲパルト対空戦車(デザート、迷彩)
⚫ エイブラムス(迷彩、ダークブルー)
RCタイプに
⚫ 90式戦車(ダークブルー、迷彩)
強化パーツに ロングタレット、BBマガジン、
他にも74式(ダークブルー)とタイガーⅠ(迷彩)とドラム缶をセットにしたものなど
がリリースされた。
各商品にはブッソルジャーと名付けられた小型人形が付属。
各国の戦車に合わせて、服装のディテールや成型色、目の色などが異なる。
成型色は戦車と同じカラーで、強化パーツBBマガジン兵にはグレーカラーの自衛隊員版が付属。

➊74式戦車、90式戦車

マンガ版の主役機でもある74式から。
実機は日本の戦車。


こちらはトミーの完成品ではなく、アオシマから出た強化パーツ付の組立式商品。
ロングタレットとBBマガジン追加ながら、完成品と同価格で お得なアイテム。
この74式の射撃ギミックは、砲塔後方のレバーを引くことで弾を装填し、上面にあるスイッチを押すことで弾を発射するタイプ。
プルバックタイプは砲塔の旋回も可能。90式は不可。

プルバック式のものは底面にあるヒネリを回すことで、前輪のシャフト位置を前方に押し出すことが可能、ゴムキャタピラのテンションを微調整できる。

オプションのパーツを取り付け、左右に倒してから走らせることで、片輪走行状態になり、旋回もできる。
走行途中に曲がれるわけでもないので、オプションの飾りという感じ。
プルバック式には標準装備。
BB弾は上面ハッチから供給。
強化パーツのマガジンを付けることで装弾数を増加できる。
延長バレルのロングタレット。標準装備のマズルパーツを外して装着する。
タレットとマガジンを装着。
続いて90式。
こちらも日本の戦車。
90式はゼンマイではなく電動走行するラジコンタイプ。
車幅をプルバック式に合わせていることと、下側車体に充電式ニカド電池を入れていることから、縦長な見た目で、やや見栄えが良くないように思う。
また、ギミックの都合で砲塔の旋回ができないのも残念。
単三乾電池4本をコントローラーにセット、コントローラーにタンクを接続することでタンク内の電池を充電する。
走行と発砲の仕掛けが連動しており、一定距離走行することでBB弾の装填、発射が繰り返される。
発射の威力も弱く、撃ちたいときに撃てないので、射撃ギミックはあまり楽しく遊べなかった覚えが。

➋ゲパルト対空戦車、エイブラムス

後半に出た2機種。
前半2種はスタンダードなアイテムだったが、こちらの2種は機能を追加してのリリース。

まずはゲパルト対空戦車。ゲパルトはチーターのドイツ語。
第二次大戦後の西ドイツが産んだ対空戦車。
実車が装備している主砲は対空用の35mm機関砲。
他の車種と違い二連装砲を装備。
デザートカラーでムルメルティア(砂漠戦仕様)と並べても良し。
砲塔の旋回はもちろん、砲身を少し上に向けられる。
二門の砲に弾を装填すれば同時発射ができる。
弾は砲身上面にあるハッチから。レバーを引いて弾を装填、レバーを引っかけ、後方のレーダーを引くことでレバーが放されて弾が発射される。
仕組みはBB弾を発射していたSDガンダムBB戦士系のような感じ。
ロングタレットも装備可能。
貼ってないけどシールも付属。
このゲパルトがギミック的に一番遊べる機体だと思う。
次はエイブラムス。
アメリカの戦車で、M1戦車とも呼ばれる。
砲塔後ろのスイッチを押し込むだけで、弾の装填と発射まで可能になっているのが特徴。
後ろと上から。
ダークブルー版にはシールが付属。 ロングタレット装着。
ボトムズAGシリーズを乗っけても良し。
ブッタンクをボトムズAGシリーズのATトレーラーに乗っけても良し。
いろんなのと絡められる万能タンク。
うちの戦車部隊と
HGUC ガンタンクとHCMpro マゼラアタックと。
戦車には戦車型MMSのムルメルティアが似合う。
我が家のブッタンク集合
ミリタリー部隊

⚫あとがき

サイズもディフォルメ具合も他の玩具と合わせやすく、良くできてる玩具。

シリーズの心残りは、マンガに登場した大型マシンの「自走臼砲カール」が発売されなかったこと。
あれは出てほしかった。
参考:玩具紹介他サイト様
Red.Ribbon.com 様 各機種
Ghost Actor Pop's 様 (74式 記事)
気まぐれアラフォー通信 様 (タイガー 記事)
漫玩・ブロー 様 (74式、タイガー 記事)


upload 2014 06 08
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